【適度な湿度は?】
一般に言われている「湿度」は、『相対湿度』のこと。
空気中には、温度によって水蒸気を含む限界量が決まっており、これを「飽和水蒸気量」と言い、この飽和水蒸気量に対する水分の量が「相対湿度」=湿度ということになる。
冬に暖房をつけると、温度が低い状態から→温度が高くなるわけだが、温度が上がったことで含むことのできる水分量=飽和水蒸気量自体は多くなる。しかし、実際の空気中の水分量は増えないので、結果、相対湿度は低下する。これが冬の「乾燥している」と感じる「湿度が低い」状態。
湿度が40%以下になると、乾燥状態で、ウイルスが活発になり肌もカサカサに。逆に、湿度が60%以上になると、カビやダニが発生しやすくなる。
つまり、快適な湿度は、40%~60%ということ。