【台所の語源 流しの登場】
Kitchenの語源は、ラテン語のco-quina(火を使うところ)、古来語ではcycene(クチーナ)で、これらが転じてキッチンとなったといわれています。
日本語でキッチンは、「台所」。語源は平安時代の台盤所からきています。台盤所とは、貴族たちが食生活を行うための部屋の総称で、配膳のための盤(現在の皿)を乗せる台が置いてあったところからこの名がつきました。
調理するための場所を「台所」と一般的に呼ぶようになったのは中世になってからです。 江戸時代にはいると、食材や食器などの洗浄は井戸端や川辺で行い、家に持ち帰り竹の簀の子(すのこ)などによる木製の流しを使って台所仕事が行われはじめました。
<引用>
キッチン・バス工業会HP