【なぜ卵とウサギ?】
日本ではさほど知られてもいないが、イースターと言えば「卵」と「ウサギ」。
それぞれ『イースター・エッグ』、『イースター・バニー』と呼ばれるほどで、キリスト教の西方教会では、すっかりおなじみだ(※同じキリスト教でも、東方教会側には風習自体がない)
理由は、卵は誕生を、ウサギは多産であることから、その象徴として用いられるようになったという。
卵を装飾する風習については、その理由は分かっていない。
一方、ウサギについては、その昔、ウサギは雌雄同体と考えられていた時代があって、このことが聖母マリアの「処女懐妊」に結びついていったと考えられている。