【ココアから生まれたチョコレート】
ココアとチョコレート、飲むのが「ココア」と思われがちだが、このようにパウダーにしてしまえば立場は同じわけで、実際には、脂肪分の違いで区分けされている。
そもそもチョコレートの誕生は17世紀で、もともとが飲み物だった。
19世紀になって、オランダのバン・ホーテンが脂肪分を60%減らして粉末にした「ココアパウダー」を開発。ここでいうココアパウダーとほぼ同じ物。
この工程で残った脂肪分に、砂糖やミルクを練りこんで固めた物が、現代で言うところの「チョコレート」となった。