【本来の白雪姫は王子のキスで目覚めない】
ディズニーの白雪姫は、ご承知のように王子様のキスで目覚めるが、原作では、王子の家来に殴られ、毒リンゴを吐き出して目覚める。
原作の白雪姫は、毒リンゴで「永遠の眠り」につくところまでは同じ。
王子は、白雪姫を見つけるとたいそう気に入り、どこに行くのにも遺体(?)を箱に入れ家来に持たせて歩いた。
女性と言えど人間ひとり。シャレにならないというので、不満を抱いた家来が、怒りにまかせて白雪姫を殴りつけたが、その拍子に毒リンゴが口から飛び出し目覚める、という、なんとも言いがたい設定。
ウォルト・ディズニーも、さすがにこれでは映画にできないと思ったのだろう。