■セリア
遠赤外線加工の施された伸縮手袋。
(中国製)
【遠赤外線とは】
よく耳にする言葉ではあるが、いざ「遠赤外線とは?」と聞かれると、答えられる人はなかなかいないかも知れない。
遠赤外線とは、光の持つ波長で、赤外線のさらに外側にある波長。光は波長帯によって性質が異なるが、目に見える中で最も長い波長が赤。赤よりさらに長い波長が、赤外線。ここまでは授業で習うので知っている人も多いはず。
赤外線は、さらに“近赤外線”と“遠赤外線”とに分けられ、およそ3~1000μmの電磁波が“遠赤外線”。
「遠赤外線」はあらゆる物質から放射されていて、高い温度の物質ほど“遠赤外線”を強く放射する特徴がある。
温められた物質から放射される遠赤外線の熱エネルギーが、人体の細胞内外の水分子と共振共鳴して吸収され、さらに血液によって広範囲に伝わり、結果、体の芯から温まる、という特徴が生み出される。
面倒くさそうな話だが、太陽が暖かいのも、これと同じ理屈。
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