【フェルメールしか描けない青】

「フェルメール・ブルー」とも呼ばれるほどに、印象的なフェルメールの「青」は、ラピスラズリという鉱石から作られるアクアマリンという色だが、当時は、同じ重さの純金と値段が同じというほどに高価だった。
それを惜しげも無く使えたのは、裕福な義母やパトロンがいたことや、経営していた宿がそこそこうまくいっていたおかげ。名作の裏に経済力あり、というわけ。